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こんにちは、かねむら歯科クリニックです。
今回はステイン(歯の着色)についてお話しします。
歯が白い人は、明るく健康的で清潔に感じます。最近テレビでみる俳優さんや芸人さんたちの歯もキレイで憧れますよね。
しかし普段生活していると様々な原因で、歯の表面が汚れて黄ばんだり黒っぽくなっていきます。
では何故ステイン(着色)は着くのでしょうか??
ステインは、食物中に含まれるポリフェノールやタンニンと、
歯の表面のエナメル質を覆っているペリクルというタンパク質が結びついたものです。
着いたステインは水に溶けないため、口をすすぐ程度では簡単に落ちません。
またタバコのヤニなどは、直接歯に染みつくので頑固でなかなか取れません。
ステインの原因についてお話ししましたが、ステインを着きやすくする要因について次にお話していきましょう。
歯並びがデコボコだと、歯ブラシが当たりにくい部分が出てきます。
ブラシの当たりが弱い部分はブラシが当たっている部分に比べて歯の汚れが付きやすくなります。
歯の表面に歯垢や歯石がついているとザラザラしてきます。
そのザラついた面に色素が絡みつきやすくなります。
唾液の持っている自浄作用により汚れが付きにくくなりますが、
逆に唾液の分泌量が減ると食べ物や飲み物の色が表面に停滞しやすくなります。
個人の持つ歯の質でもつきやすい方がいます。
どんなに気を付けていてもステインがついてしまう人は元々持っている歯の質によるものかもしれません。
後はブラッシング圧が強かったり、歯磨剤に含まれる研磨剤によって歯にミクロの傷ができたりしても付きやすくなります。
さて、今回はここまでに致しましょう。
次回はステインやヤニ汚れのおとしかたについてご紹介いたします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。